「生涯勉強」の覚悟をもつ
「資格で食べていく」ということ
本サイトを訪れた皆さんにひとつ、覚えておいていただきたいことがあります。
それは、社会保険労務士として就職するにしても、もしくは独立するにしても、それは「通常の会社員とは異なる働き方を選んだ」ということをしっかりと認識する必要があるということです。
唐突にそんなことを言っても、「それって一体どういうこと?」と思われてしまうかもしれません。ですが、「資格を活かして働く」ということは「その道の専門家として“知識”で食べていく」ことに他なりません。よって、プロとしての自覚をもって日々、精進すべきであることはもっとも強調しておくべき点であると言えます。
「自覚をもって」とか「専門家として」とかと言うと、どうも仰々しいような感じがしてしまいますが、決して難しいことではありません。
ここでお伝えしたいことは、アナタがいずれ社会保険労務士として就職や独立を果たされた後にも「常に学び続けて欲しい」、ということだけです。
資格を活かして働く以上は士業の一員として、実務上のノウハウ習得はもちろんのこと、法改正に伴う知識のブラッシュアップについても常に心がけるべきでしょう。
言葉で言うのは簡単ですが、長年こうした姿勢を保つには努力を要すもの。つまり、相当の覚悟が必要であることは言うまでもありません。
・・・と、こんな風に書いてしまうと、社会保険労務士への就職や独立がずいぶん高いハードルに感じられてしまうかもしれませんね。
ですが、実際には受験勉強のときのように「孤軍奮闘」「皆がライバル」といったことではなく、同業の仲間と共にスキルアップを目指せる場というのは数多く提供されます。
よって、思い切ってこの世界に飛び込んだ後は、専門家としての自覚は持ちつつ、楽しみながらその道を進んでいかれるのが良いかな、と感じます。